日本統治時代の台湾など、歴史に関係するブログ記事です。
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その他
「友人がいない」は問題にあらず!紀元前・古代中国・戦国時代の故事から学ぶ友情のリアル
友人がいない、友人が少ない・・・で悩む方が多いようです。過去の筆者もそうでした。友情というものを考える時、筆者が参考にするのは紀元前の古代中国・戦国時代の故事です。本当の友人というものは1人でもいれば素晴らしいということが良く分かります。 -
台湾・中華事情
台湾のコメ「蓬莱米 (ほうらいまい)」。100年前の日本統治時代の「農業イノベーション」
「蓬莱米」は日本統治時代に命名された改良された台湾米を指す美称です。日本統治時代にはたくさんの「蓬莱米」が日本本土に移出されていました。今の「蓬莱米」は日本の米に負けないレベルの味ですが、ここに来るまでには血のにじむ様な努力がありました。 -
台湾・中華事情
自由の輝きを失いつつある香港、同じ轍を踏みたくない台湾、日本人にできることは?
2003年の「雨傘運動」、2019年には主催者発表で最大200万人、人口約700万人の香港では7人に2人が参加した「逃亡犯条例改正案」への反対運動など、民主化運動で揺れた香港。2020年、中国政府が香港立法府の頭越しに「国家安全法」を制定し、香港の民主化運動を強く抑え込む方向に動いています。 -
台湾・中華事情
中秋節(中秋の名月)になぜバーベキュー?色々な意図・偶然の結果定着した台湾文化
旧暦8月15日(新暦9月~10月初旬)は台湾など中華圏の伝統行事「中秋節」です。日本だと「中秋の名月」に相当します。家族がそろって月餅や柑橘類のブンタンを食べたりしますが、台湾だけの習慣としてなぜかバーベキューをする習慣があります。その理由を調べてみました。 -
台湾・中華事情
事実上の在台湾・日本大使館「交流協会」。以前「日本」も「台湾」も名称に入っていなかった深い理由
台湾(中華民国)と日本には正式な国交が無いため、台湾には日本大使館は無く、その代わりに「日本台湾交流協会」がその役割を代行しています。しかし2016年まで長い期間「交流協会」と呼ばれ、名称に「日本」も「台湾」も入っていませんでした。その経緯を見ることで台湾と中国との関係に関する問題の複雑さを見ていきましょう。 -
台湾雑学の旅
台湾で唯一残った神社、桃園神社(現、桃園縣忠烈祠文化館)、台湾人の「智慧」と「念い(おもい)」が神社を守った
鳥居と灯籠に椰子の木が台湾らしい光景だと私は思います。ここは旧桃園神社(現、桃園縣忠烈祠文化館)です。日本統治時代は各地に神社が建設されましたが、1972年に台湾と日本が断交した時に当時の国民党政府によってかなり壊されてしまいました。旧桃園神社は住民や学界の運動により、日本統治時代とほとんど変わらない状態で残りました。 -
台湾雑学の旅
臺北水道水源地 喞筒室(ポンプ室)、台湾に残る日本の近代化遺産、優美な歴史建築だけでなく、電気機械の「国産化イノベーション」も知る
臺北水道水源地・喞筒(そくとう)室 (現、自來水博物館)は日本統治時代の1908年(明治41年)に建てられました。ここは1977年まで実際に使われた水道施設の一部です。一帯は「自來水園區」として整備されています。