台湾・中華圏について深く知りたい方に、様々な話題を徹底的に調査してレポートしています。当社代表の「こだわりの調査力+ユニークな発想力+広い雑学力」が反映されたレポートとして各方面で好評です。
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台湾・中華事情
台湾政府のコロナ後に向けた経済政策「7本の矢」
新型コロナに対する対応で注目が高まった台湾。2020年05月18日というかなり早い時期に、台湾政府の国家発展委員会ではコロナ後に向けて台湾を抜本的に変革させるための提言「7つの矢」を発表しています。その概要を紹介いたします。 -
台湾・中華事情
台湾のコメ「蓬莱米 (ほうらいまい)」。100年前の日本統治時代の「農業イノベーション」
「蓬莱米」は日本統治時代に命名された改良された台湾米を指す美称です。日本統治時代にはたくさんの「蓬莱米」が日本本土に移出されていました。今の「蓬莱米」は日本の米に負けないレベルの味ですが、ここに来るまでには血のにじむ様な努力がありました。 -
台湾・中華事情
自由の輝きを失いつつある香港、同じ轍を踏みたくない台湾、日本人にできることは?
2003年の「雨傘運動」、2019年には主催者発表で最大200万人、人口約700万人の香港では7人に2人が参加した「逃亡犯条例改正案」への反対運動など、民主化運動で揺れた香港。2020年、中国政府が香港立法府の頭越しに「国家安全法」を制定し、香港の民主化運動を強く抑え込む方向に動いています。 -
台湾・中華事情
事実上の在台湾・日本大使館「交流協会」。以前「日本」も「台湾」も名称に入っていなかった深い理由
台湾(中華民国)と日本には正式な国交が無いため、台湾には日本大使館は無く、その代わりに「日本台湾交流協会」がその役割を代行しています。しかし2016年まで長い期間「交流協会」と呼ばれ、名称に「日本」も「台湾」も入っていませんでした。その経緯を見ることで台湾と中国との関係に関する問題の複雑さを見ていきましょう。 -
台湾・中華事情
台湾の高速道路のETC導入の経緯、合理的な距離別料金に移行するための地道な努力
台湾の國道(高速道路)は2013年12月30日より計程收費(距離別料金)に移行しました。日本ではいまいちピンと来ないかもしれませんが、台湾では長年のやり方を大幅に変える出来事でした。料金を柔軟に変更できるインフラができ、様々な施策を行うことができるようになっています。 -
台湾・中華事情
中秋節(中秋の名月)になぜバーベキュー?色々な意図・偶然の結果定着した台湾文化
旧暦8月15日(新暦9月~10月初旬)は台湾など中華圏の伝統行事「中秋節」です。日本だと「中秋の名月」に相当します。家族がそろって月餅や柑橘類のブンタンを食べたりしますが、台湾だけの習慣としてなぜかバーベキューをする習慣があります。その理由を調べてみました。 -
台湾・中華事情
台湾産アップルマンゴーは「超」厳格プロセスで日本に輸入!台湾の国家級プロジェクト
台湾政府は「国家プロジェクト」と言っても良いほど力を入れて、台湾農産品の海外市場開拓を進めており、台湾産のアップルマンゴーも厳密かつ複雑なプロセスを経て、日本に輸出されています。 -
台湾・中華事情
日本と中国語圏でイメージが正反対?ジャッキーチェン(成龍)の自由奔放
コミカルで明るい作風のカンフー映画で世界的な人気となったジャッキーチェン(中国語名:成龍)。日本でも大人気ですが、中国語圏では様子が違い、悪い印象を持つ人が結構多くいるようです。 -
台湾・中華事情
英語の「Tea」は台湾語由来?「C」と「T」の茶の国?茶の伝播と台湾の大航海時代
英語で「茶」を示す「Tea(ティー)」は実は台湾語由来だということをご存じでしょうか?日本語では「Cha(チャ)」と発音しますが、なぜ「C」と「T」の差が出たのかも解説します。 -
台湾・中華事情
台湾の若者はどんな部屋に住んでいるのか?
住居も含め、台湾の物価の安さを台湾に住んでみたい理由に挙げられる方が多いようです。「5,000台湾元で実際どんな部屋に住めるのか」という調査記事が台湾のニュースで掲載されていたので早速その内容を見てみましょう。 5,000台湾元って、どのぐらい? 当該記事の執筆時点(2015年11月20日)のレートで計算すると、5,000台湾元は日本円で18,000~19,000円の間です。これは台湾の大学新卒初 […] -
台湾・中華事情
台北の超一等地「東区」の店舗賃料高騰・・・美容整形クリニックが表通りから撤退へ
台湾のフリーペーパー「爽報(Sharp Daily)」2015年11月09日付に「東區店租貴醫美退居巷弄(台北繁華街「東区」の店舗賃料高騰、美容整形クリニックが裏通りへ撤退)」という記事が出ていました。 台北の「東区」ってどこ? 「台北市・東区」という正式な行政区分はありません。行政区分で行くと「東区」は台北市大安区の東に当たります。元々は下図の黄色の部分だったのですが、徐々に東に拡大し、今は赤色 […] -
台湾・中華事情
日本にも逆輸入、台湾のコンビニコーヒーの成功の秘訣は日本人並みの細かさ?
雑誌「日経トレンディ」2013年12月号で発表された、2013年の「年間ヒット商品ベスト30」で第1位に「コンビニコーヒー」が選ばれました。でもコンビニコーヒーに関しては台湾の方が先に始めているのです。台湾の雑誌記事などを参考に台湾でコンビニコーヒーがどのようにヒットしたかを書いていこうと思います。 台湾セブンイレブンが先駆け 台湾の最大手、台湾セブンイレブン(統一便利商店)は2004年に独自ブラ […]