日本統治時代の昭和13年(1938年)に完成した台湾銀行本店、法的な位置づけは変わり台湾国営になっていますが、現在も台湾銀行本店として使い続けられています。昔の銀行の雰囲気を良く残しており、木村拓也主演で2007年に放映されたテレビドラマ「華麗なる一族」で、「阪神銀行本店ロビー」として内部が撮影に使われたこともあります。
昭和に入ると建物自体の装飾はシンプルになってきますが、柱などに古典主義的な要素を見ることができます。こういう部分が建物に優雅さや荘厳さを与えています。総統府の隣にありますので、台湾観光で見るチャンスは多いと思います。