看板を見て何の店か想像が付くでしょうか?「榻榻米(tha-tha-mi・タタミ)」は日本の畳のことです。日本語からの外来語として台湾語に入り、更に台湾の中国語(台湾華語)の中でも広く使われています。
日本統治時代に多くの日本家屋が建てられ、それに伴い日本から相当数の畳職人が来て畳屋を開きました。そこで畳作りを学んだ見習いの台湾人が技術を引き継ぎ、今も台湾で畳が作られているのです。
台湾ではマンション住まいがほとんどですが、年配の方だけでなく、若い方であっても、部屋数が多くある場合は一部を日本風にして畳部屋にしたり、フローリングの上に畳を置いたりすることは広く行われています。