カブの台湾会社設立物語 (6) 日本から資本金振込

2009年4月25日
新会社の銀行口座を開設した翌日4月25日(土)の朝5:30に自宅を出発し、8:30の便で大阪へ出発。13:00頃に関西空港に到着し、梅田のシティバンク銀行に14:00頃に着きました。
日本本社への株式出資のための送金も同時に行ったのですが、事前準備を丹念に行っていたのもあり、こちらの方は割りとあっさり完了しました。
(少々予想外であったのは100万円以上の資本投資目的の海外送金は、税務申告しなければならないことです。これまでは200万円以上だったようですが、4月1日より100万円以上になったとのことです。)
中津の東横インにチェックインし部屋に入り、あとは来週に台湾の銀行で入金確認を行うのみだと考えるとようやくほっとしました気持ちになりました。
(ところで東横インは安いですが、清潔で実用的な作りでよいですね。)
ホテルで考えたのは、この送金のためにお金と時間をかけて日本に来るのは本当にその価値があったのかということです。
しかも今回はもともと福岡から送金しようと思っていたのですが、福岡便が満席で大阪になってしまったのです(航空券でいえば、福岡便も大阪便もあまり値段は変わらないかもしれませんが)。
今回のコストは航空券が約3万円、ホテルが約7千円でその他諸々を含むと5万円近くになります。
一方で電話やインターネットでこの送金作業をするならば、確実に一週間以上かかってしまいます。
しかも一週間後は現在私が従事しているプロジェクトにおいてシステムが本番稼動直後で動けないため、銀行にて入金確認と同時に色々な書類を入手する等の手続きがこれでまた一週間以上遅れてしまいます。
更に、リモートで送金する際、そのプロセスで色々なミスや遅れが発生するリスクも低くはありません。
こんなことを考えながら少々無理やりですが自分自身を納得させ、大阪の街へお買い物に出かけるのでした。
追記: 台湾の人たちの日本のお薬に対する信頼は非常に高いものがあります。今回も『わかもと』、『パブロン』、『ルル』等を買ってくるように同僚から頼また私は、マツモトキヨシへ行って大量に買い物をし、店員さんから奇異の目で見られました。
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本文は2009年当時の記録をそのまま掲載させて頂いております。現在の会社設立手続きとは法規制の変更等により異なる場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
この日記が皆様の台湾での起業のために何らかの参考になれば幸甚です。

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