ほぼゼロ円でできる!起業家のためのITガイド:ドメイン名の種類(トップレベルドメイン)

今回からは実際のドメイン名の登録までの流れを追いながら、ドメイン名取得の詳細について解説していきたいと思います。ドメイン名を取得すると言っても実際に自分で文字列を決められるのはドメイン名の左側の部分です。amazon.comなどの”.com”、amazon.co.jpやmixi.jpなどの”.co.jp / .jp”、eztravel.com.twや pangaea.twなどの”.com.tw / .tw”のように一番右側は「トップレベルドメイン」と呼ばれ、決められたものから選びます。いくつか挙げてみましょう。

.com
「ドット・コム」として世界で一番使われており、かつおなじみのトップレベルドメインです。元々は商業団体を意味していたのですが、現在は余り関係なくつかわれることもおおいです。
.jp / .co.jp
「.jp」は日本、「.co.jp」は日本の会社などの商業団体を意味します。
.tw / .com.tw
「.tw」は台湾、「.com.tw」は台湾の会社などの商業団体を意味します。

実は上記以外にも選択は山ほどあるのですが、分かりやすさで言うと上記から選んだほうが良いと思います。「~.com」は世界中どこでも、「~co.jp」「~.jp」は日本、「~.com.tw」「~.tw」は台湾でなじみがあります。

でも例えば日本の会社なのに「~.to」を選んでも・・・・「メールアドレスはtaro@○△×○△×.to、えっ、最後はドット・何ですか?」とか訊かれたりと、印刷間違いと思われたりと「覚えてもらいやすさ」という観点からはベストの選択とは言えない場合もあるのです。

ちなみに「.to」は南太平洋の島国、トンガ王国を示します。トンガ以外にも積極的に海外にドメイン名を販売している国もあり(「.fm」「.ac」「.cc」など多数)、また「.info」「.biz」「.asia」など新しいトップドメインも出来てきます。

こういったトップドメインは、「~.com」などでは既に取られてしまっているような短く覚えやすいドメインが取れる可能性が高いのですが、先ほどの述べたとおり、インターネットに詳しくない人まで含めた普及度はいまいちなので、使用については慎重に考慮する必要があります。

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