台湾在住10年以上の日本人(おじさん)が、自分の本当に親しい人を想定して、是非連れて行きたい場所を紹介します。その場所に関わる様々な雑学(うんちく)付きです。
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台湾雑学の旅
臺北水道水源地 喞筒室(ポンプ室)、台湾に残る日本の近代化遺産、優美な歴史建築だけでなく、電気機械の「国産化イノベーション」も知る
臺北水道水源地・喞筒(そくとう)室 (現、自來水博物館)は日本統治時代の1908年(明治41年)に建てられました。ここは1977年まで実際に使われた水道施設の一部です。一帯は「自來水園區」として整備されています。 -
台湾雑学の旅
台湾で唯一残った神社、桃園神社(現、桃園縣忠烈祠文化館)、台湾人の「智慧」と「念い(おもい)」が神社を守った
鳥居と灯籠に椰子の木が台湾らしい光景だと私は思います。ここは旧桃園神社(現、桃園縣忠烈祠文化館)です。日本統治時代は各地に神社が建設されましたが、1972年に台湾と日本が断交した時に当時の国民党政府によってかなり壊されてしまいました。旧桃園神社は住民や学界の運動により、日本統治時代とほとんど変わらない状態で残りました。