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金門・民家(金城鎮・集成餐廳附近)
集成餐廳の近くにて。「七芒星」「ヘプタグラム」とも呼ばれる図形に近いです。東洋の伝統建築にこういうものを見ると本当不思議な感じです。他にも色々と東南アジアとか西洋っぽい面白いアイテムが取り入れられた建築物が多く見られるのは本当に金門らしいですね。 -
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金門・浯江書院
書院とは昔の教育機関で、学識のある人が集まるサロン的な場所でもありました。 金門は学問熱心な地域だったようで、宋朝の時代、1156年に中国宋代の儒学者で朱子学の創始者でもある朱熹(朱子)が燕南書院を開いたのをきっかけに、四大書院(燕南、金山、浯州、浯江)が設立されました。 その結果、明や清朝の時代には科挙を受験し、朝廷の高官になる人が多く出て、「海濱鄒魯」と呼ばれるようになりました。「海濱(海浜) […] -
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金門・乾麺と魚丸湯(北鎮廟近くにて)
金門に来て最初の食事です。北鎮廟を過ぎ、金城車站(バス停)の近くに来た辺りで空腹に耐え切れず、お客さんが多いお店に・・・意外に台湾ではこれが正解なのです!ガイドブックなどでも特に紹介されていなかった店だったのですが、美味しかったです。 上の写真は乾麺、茹でた麺を湯切りし、上に醤油で甘辛く煮た豚の脂身の細切れを入れたもの。台湾料理の知識がある方は「滷肉飯(魯肉飯、ルゥロゥファン)」のご飯を麺に変えた […] -
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金門・北鎮廟
北鎮廟は既に立て直されており外観が新しいのですが、実は300年以上の歴史を持つ廟です。北鎮廟は昔は木造建築だったのですが、風化や虫食いが激しく、1980年に一旦修復されたのですが劣化が止まらず、2002年にコンクリートを使って再建したそうです。 北鎮廟では、武に優れた「玄天上帝」という神様を祀っています。その昔、北京からまだ作りかけの神像を持って金門に逃げてきた旅人が疲れで金門で休みながら神像を完 […] -
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金門・集成餐廳
以前、中国国民党軍が内戦で共産党に敗れ金門に来た時、小さな金門に急に多くの中国大陸出身者が滞在するようになり、食に関する需要が急激に増えました。彼らは中国のあちこちから来ており、それぞれ食習慣が違っていたことで、金門の食文化にも大きな影響を与えました。 次第に中国各地のコックが各地の料理を教え、更に金門の新鮮な食材が加わり、次第に中国各地の料理が金門の料理として主に金門に駐留する中国大陸出身の兵士 […] -
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金門・許允選洋樓
1915年頃に建てられた洋館「許允選洋樓」。建材売買で財を成した許允選により建てられ、建材は対岸のアモイより運んで来たものを使いました。 元々3階建ての計画だったのですが、後ろに許家の祖先を祭る祠堂があり、それの高さを超える事をはばかったため、それを避けるために色々な工夫を凝らしました。 まず、中庭を囲んで後ろに母屋、前に2つの小部屋(一落二攑頭)という伝統住宅の構成を採り、前面の2つの小部屋の上 […] -
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金門・井戸
金門では結構あちこちに井戸があり手動ポンプも現役です。写真は金門・金城鎮の繁華街の裏手で取りました。金門は色々なものが残っているせいか、ぶらぶらすると懐かしい感じがします。 -
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金門・壽記粥糜(廣東粥)
金門名物「粥糜(台湾語:chiok-môai チョック・モアイ)」を創めた1918年創業の老舗です。 金門粥糜(北京語で書くと金門廣東粥)の特徴の一つは米を出汁で米粒が見えなくなるまで煮込むことです。この特徴から「無米粥」とも言われますが、香港の同種のものに比べると肉団子、肉の細切り、レバー、白身魚の薄切り、卵などの具が沢山入っています。金属製の器でどんぶり並みの量があり、充実した朝食になること請 […] -
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金門・邱良功母節孝坊
商店が立ち並ぶ繁華街にそびえ立つ、神社の鳥居のような建築物。これは「牌坊」と呼ばれる建物で、台湾や福建省附近でも他に見かけないほどの立派かつ当時のままに残されているものなのです。 邱良功とは清朝時代に反乱平定に功績を挙げた高官です。彼の母は若くして夫を失いながらも、貞節を守り、邱良功を国家に貢献した有能な人材に育て上げました。その功績を皇帝が讃え、功績を広く知らしめるためにこの「牌坊」が建てられた […] -
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金門・奎閣(魁星樓)
上から見ると正六角形になっているのが特徴の「奎閣」です。「魁星樓」とも呼ばれます。「魁星」とは北斗七星の柄杓の器の部分を形作る4つの星、「奎」も北斗七星の中の星の一つでどちらも学問の星としてあがめられた星で、科挙があった時代には受験者がここに来て合格を祈願したそうです。 金門は宋や明の時代から学問が盛んで科挙の合格者を多く出していたのですが、清の時代になって合格者が少なくなってしまいました。そこで […] -
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金門・陳詩吟洋樓
こちらは1933年に建てられた「陳詩吟洋樓」です。狭い小道を通り抜けると見える急に見える立派な洋館です。これは中央正面玄関の部分が左右より前にあるので、上から見ると「凸」のような形になっていることから「出龜式」と呼ばれる建築様式です。 正面玄関の左右にはカラフルなタイルが貼られています。これは恐らく日本から輸入したものだと思います。こういう洋館を建てたのはシンガポールなどの南洋で商売に成功をしたお […] -
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金門・模範街・三寶齋燒餅店
「燒餅」とは中華風の焼きパイのようなものを想像してもらうと良いと思います。サクサクとした触感でとても美味しいです。台湾本島で売られているものともかなり異なります。豚肉を炒めた塩味の餡が入ったものと水飴が入ったものがあります。 「三寶齋」という店の名前は当時店のオーナーに娘さんが3人いたことから付いたそうです。 こんな感じで一見すると通り過ぎてしまいそうです(笑)。見た目に金を掛けていない質実剛健さ […]