民國13年(1924年、大正11年)に金門商會會長(商工会議所会頭相当だと思います)傅錫琪により資金を募って建設された商店街です。建物は一列は日本の大正期のレンガ洋館建築、もう一列は閩南式傳統建築様式が採用されています。
夜も少しライトアップされています。金門は8年ほど軍による占領時期はありましたが、日本領としては編入されておらず、いわゆる日本統治時代はありません。よって「日本統治時代の建築」ではないのですが、同時代に台湾で作られた商店街建築とは良く似ています。金門から神戸に渡った華僑は多いし、また当時日本領だった台湾本島とも交流は盛んだったはずなので、きっと情報はあったのだと思います。