台湾における外国人の最低賃金はいくら?

台湾に進出したばかり、あるいは会社の設立を終えようとされている方々から
「台湾における僕らの最低賃金っていくらでしょうか?」
と聞かれることがしばしばあります。
この最低賃金という言葉が実はクセモノでして、実は固定の一つの最低賃金が決められているわけではなく、色々な場面によって求められる最低賃金、あるいは最低個人所得税納税額は変化します。
以下に主な3つの場合について記載します。
① 外国人専門家の場合
専門家として就労許可証を取得している場合、その更新のためには申請の前年度に最低47,971元/月以上の所得があることが条件となります。
② 法人代表者の場合
法人代表者として就労許可証を取得している場合、その更新のためには申請の前年度に最低19,047元/月以上の所得があることが条件となります。
③ 永久居留証申請の場合
永久居留証を申請する場合には、申請の前年度に最低38,094元/月以上の所得があることが条件となります。
一般に言われております外国人の最低給与は①を指しているようです。
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本文は執筆時現在の法規制にもとづいて書かれております。
台湾の法規制はしばしば変更がありますので、どうぞご注意下さいませ。

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